2022年10月1日(土)・2日(日)、錦糸公園、墨田区総合体育館ほかで開催された「第47回すみだまつり・第52回こどもまつり」において、TEAM BEYONDパラスポーツ体験プログラムを実施しました。
ゲストアスリートには、陸上競技日本記録保持者の古畑篤郎選手(10/1)と、ロンドン2012パラリンピック4位入賞の春田純さん(10/2)をお迎えし、陸上競技体験のほかローンボウルズ体験やVRを活用したアルペンスキー体験などを行いました。今回はその様子をご紹介します。
[10/1] 陸上競技体験(レーサー)
1日目は、陸上競技100m(T34)、800m(T34)の日本記録保持者である古畑篤郎選手をお迎えし、アスリートプログラムを実施しました。
基本的なルールや競技用具の扱い方などについて説明を受けた子どもたちは、陸上競技に興味津々。古畑選手に「レーサーのタイヤはどうしてハの字なの?」などと積極的に質問していました。
また実際にレーサーに乗る体験会では、古畑選手にコツを教えてもらいながら、ハンドリム(後輪の外側についている輪)を回し15秒間でどれだけ早く回せるか速度を競争。ランキングで最高速度を出そうと、再トライをする子も多くいました。
[10/2] 陸上競技体験(義足体験)
2日目は、ロンドン2012パラリンピック400mリレーで4位に入賞した春田純さんをお迎えし、アスリートプログラムを実施しました。
春田さんが義足を装着して颯爽と走ってみせると、その速さに子どもたちはビックリ! 自然と拍手が湧き上がっていました。
実際の装具を使った体験会では、春田さんが直々にアドバイス。小さなお子さんのチャレンジにも、優しく語りかけながら手取り足取り丁寧に教えていました。
両日共に多くの方に参加いただいたアスリートプログラムは、終始和やかな雰囲気で、参加者の皆さんも「いろいろと教えてもらえて嬉しかった」「たくさん会話できて楽しかった!」と、大満足の様子でした。
ローンボウルズ体験
ローンボウルズ体験では、実際の競技で使用されている競技用具を使った体験を行いました。
ローンボウルズとは、「ボウル」と呼ばれる偏心球(重心が偏った球)を転がして、「ジャック」と呼ばれる目標球にどれだけ近づけられるかを競う球技。
小さなお子さんから高齢者の方まで誰でも気軽に楽しめることから、家族みんなで体験を楽しんでいる方も多く見受けられました。
重心が偏っているボウルは、投げると真っ直ぐではなくカーブして転がる特徴があります。そのため芝の状態をよく観察したり、ボウルの軌道を予測したりしながら投げなければなりません。
コツを掴むまでは少々難しいですが、だからこそ面白みの深い競技でもあります。読み通りにボウルを投げられた時は、参加者の皆さんもひときわ大盛り上がりでした。
VR等を活用したアルペンスキー体験
会場では、アルペンスキーのシミュレーション体験も行いました。
モニター画面と連動した専用の台座に乗り、コースに合わせて体を左右に動かすことで、プレーヤーをコントロールします。
普段なかなか体験できない新感覚の競技体験とあり、大きな注目を集めていました。
体を左右に動かすと、まるでチェアスキーに乗っているように台座が揺れます。子どもたちはその揺れが面白いようで、台座が揺れるたびに楽しそうな声を上げていました。
中にはステージクリアを目指して、リピートでチャレンジする子も。常に待機列の途切れない大人気コンテンツでした。
次回は10月16日(日)「第42回福祉まつり(あったか府中ささえあいまつり)」にてパラスポーツ体験プログラムを実施します。柔道やゴールボールなどが体験できます。VR等を活用したアルペンスキー体験もございますので、ぜひご参加ください!
パラスポーツ体験プログラムでは、スタンプラリーを実施しています。集めたスタンプ数に応じてオリジナルグッズをプレゼント!皆さんの参加をお待ちしています!
・スタンプラリーの詳細はこちら↓
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